

マイクロスコープを使用した精密な治療へのこだわりと取り組み
当院では7~8年ほど前にマイクロスコープを導入しました。当時、知り合いの医師がグループ発表の際にマイクロスコープで撮影した画像を使用していたのを見て興味が湧き、診療所まで出かけてどのように使っているかを見せてもらいました。実際に見て「これは臨床に使える」と感じたので、さっそく導入することに決めました。
当院では根管治療にマイクロスコープを使っているのはもちろん、私が口腔インプラント学会の専門医であることもあって、インプラント治療の際にも活用しています。
インプラント治療時には抜歯をするかどうかを正確に判定することが求められます。そんなときに、CTとマイクロスコープを併用することで、肉眼ではわからない、歯が細かく割れていることにも気づくことができ、正しい判定をすることができるのです。
また、マイクロスコープのもう一つのメリットに、撮影機能があることが挙げられます。治療を始める前に、まず患者さんのお口の中を撮影してお見せすることで、「いかに口の中が汚れているか」「症状のあるところがどんな状態になっているか」を患者さんご自身が知ることとなり、その結果、治療に対するモチベーションが高まって、その後の治療や説明がスムーズに運ぶようになるので、重宝しています。
まだマイクロスコープの普及率はそれほど高くはないようなのですが、それがあることで歯科治療の質が高まることは確かです。
インプラント治療時に正確な診断が必要となるのは先ほども述べたとおりですが、マイクロスコープを使えば「骨の壁の状態」や「上顎洞の粘膜の色」といったところまで細かく確認することができ、手術の安全性を高めることができます。
またインプラントだけではなく、根管治療においても、見えづらいところをはっきり明るく見えるようにしながら進めることで、治療の精度が格段に上がり、その結果、治療した歯を長持ちさせられるようになります。
このようにマイクロスコープの有無は、そのまま歯科治療の確実性や安全性を高めることに直結します。歯科治療の未来のためにも、今後もっと普及率が高まっていくことに期待しています。

ドクター紹介
医療法人山岡歯科医院
院長 山岡 洋

プロフィール
昭和56年 大阪歯科大学 卒業
昭和56年 補綴学講座入局
昭和61年 医療法人 山岡歯科医院開設
所属学会・スタディーグループ
- 日本口腔インプラント学会専門医 第1503号
- 日本臨床歯科インプラント協会 認定医
- 日国際歯周内科学会 認定医
- 日本臨床矯正研究会 認定医
- ITIインプラント・3Iインプラント
- カルシテックインプラント・ブローネマルクインプラント 認定医
- スタディー・グループ SJCD、VSOG メンバー
- 国際審美学会 OAM 認定医
医院紹介
医療法人山岡歯科医院
〒583-0872
大阪府羽曳野市はびきの1丁目4-6 コーポはびきやま1F

診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
09:00~12:30 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | ※ | × |
15:00~18:30 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × | × |
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※土曜の診療時間は、9:00~13:00です。
【休診日】木曜・日曜・祝日